PLAID Engineer Blog

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KARTEを提供する株式会社プレイドのエンジニアブログです。プレイドのエンジニアのユニークなパーソナリティを知ってもらうため、エンジニアメンバーたちが各々執筆しています。

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プレイドのCTOが登壇しました! 〜Google Cloud Next '19 in SFレポート〜

Yohei NodaYohei Noda

こんにちは、tarr & positiveflatです。つい先日サンフランシスコで開かれたGoogle Cloud Next '19にPLAIDメンバー6人で参加してきたので、その時の話を書きたいと思います。

…とは言うものの、実はセッションはほぼ聞かなかった聞けなかったのでセッションの内容のシェアではなく、2つのセッションのスピーカーとして登壇したり、サンフランシスコに様々な関係者が集まるのでそれを利用して、様々な深い会話をすることを目的として参加してきました。

今回は、先週にかけて行われたGoogle Cloud Next '19に「PLAIDのメンバーがどういった動きをしたのか」を中心として、PLAIDがGoogleと深く関わりながらGoogleの技術を生かしてKARTEを実現している理由について説明していきます。

スケジュール

実際のスケジュールとしてはこんな感じです。2つのセッションに登壇したこと、GCPのPM達と交流を持ったこと、spotifyなどのBigTableのヘビーユーザー達のmeetupに参加したこと、あたりがハイライトです。

約2ヶ月前〜 ... 日本での事前準備

4/8(月)

4/9(火) イベント開幕

4/10 (水)

4/11(木)

帰国後

Google Cloudをさらに”深く”使い倒す

KARTEのコア機能を下支えしている大部分はGCPによって構築されています。KARTEのシステムはGoogleの技術を最大限に利用しており、そして最近では、システムのみならず、ビジネスなどの多くの場面でGoogleと一緒にKARTEの価値を最大限に高めています。

PLAIDがGCPを利用する一つ目の理由は、Googleの尖った技術を使うことができることです。例えば、KARTEのリアルタイム解析では、ユーザーの行動を、そのユーザーの過去の解析済みデータと突き合わせて、解析をして、1秒以内にレスポンスを返すということをします。これには、低レイテンシー高スループットでアクセスができるデータベースが必要です。我々の要件を高いレベルで実現しているのはGoogleのBigTableです。他にも、BigQueryやML系のサービスなど、他のクラウドプロバイダーでは置き換えられないサービスがGCPには多数存在しています。Webで培われた超大量データをさばく技術を利用できるのがGCPの利用目的です。

その超大量データが処理できるプロダクトの魅力に加えて、組織的な魅力もGCPを活用する理由です。GCPのチームはエンジニアがプロダクトの責任を持っており、内部のエンジニアとの距離が近く感じることができます。各プロダクトの強みを理解して、スピーディーにプロダクトに生かすことができることもGCPを利用する目的の一つです。新しい機能の認知なども、プロダクトマネージャー中心にエンジニアチームがクライアントに直接行っていたり、βの機能などもエンジニアとのコミュニケーションですぐに触れるようになったりします。このような組織はエンジニアドリブンでプロダクトを開発しているPLAIDと非常に相性がよく、お互いに信頼しながら開発をすることができます。

今回のイベント参加の目的は、実は、セッションでヘビーユーザーとして知見を共有することに加え、この辺りのメリットをより深いものにするところにも狙いがありました。

Google Cloud NextでのCTO牧野の登壇

Google Cloud Next'19は4/9-11にUSのSan FranciscoのMoscone Center(Steve JobsがiPhoneを発表した場所、というと分かりやすいかもしれません)で開かれました。今年のGoogle Cloud Nextには、世界中から3万人以上のGoogle Cloud Platformの顧客とパートナーが参加していたようです。

牧野が登壇したセッションのタイトルは「PLAID's Journey to Global Large-Scale Real-Time Analytics With Google BigQuery」で、BigQueryを使ったサービスを構築する場合のパターンを5つ紹介しました。セッションの開始前から事前予約に間に合わなかった人たちの長い行列ができ、会場は満員となっていました。

発表内容にはBigQueryをサービスの中心に組み込まないと得られない知見も含まれており、聴衆の反応を見ても非常に注目を感じました。セッション終了後も牧野に直接質問を投げかける人たちの輪ができており、GoogleのBigQueryのPM陣からも多くの素晴らしい言葉をいただけました。

このセッションを通じて、PLAIDはBigQueryのユーザー視点での情報提供をすることで、Google主催のイベントを盛り上げる手助けをすることができ、PLAIDとしても世界に我々の技術をアピールすることができました。

セッションの様子は以下の動画をご覧ください。

PLAID’s journey to Global large scale real-time analytics with Google BigQuery

GoogleのPM陣との交流

Google Cloud Nextのセッションの内容はYouTubeで公開されており、情報のキャッチアップのみであればわざわざ現地に足を運ぶメリットは少ないです。それでも我々が現地に足を運ぶ理由は、Google Cloud Nextには多くのGCPユーザーやGoogleの開発者が集まっており、日本では難しいミートアップが簡単に実現するからです。

牧野の登壇の前日には、GoogleのSan FranciscoオフィスのシアタールームでRun throughを行い、その後BigQueryやBigTableのPMや開発者、Google Japanの社員の方々とディナーを共にしました。

このディナーの場で、BigQueryのPMに対して我々が直接会って話をすると面白そうな人がいないか聞いてみたところ、とあるUSのクライアントにその場でメールを送ってスピーディーに繋いでくれました。翌日にはその企業のCTOとお会いして、我々のビジネスと彼らビジネスの共通点や、市場環境についてディスカッションをしました。

また、上記のディナーとは別に、GoogleのBigQueryのPMや、BigTableのPMとそれぞれディスカッションする時間をとり、我々のプロダクトの説明や、feature request、プロダクトのフィードバックなどを行いました。

PLAIDとGoogle Cloudのパートナーシップ

技術面での連携だけでなく、ビジネス面でもPLAIDとGoogleは様々な連携をしています。我々は上記のようにKARTEのコアとしてGCPを大量に使っており、KARTEのクライアント企業は間接的にGCPのサービスを大量に使っているという構造を持っているからです。また、KARTEとGCPはサービスを提供しているレイヤーが異なるため、KARTEを通してGCPが直接リーチできないクライアント企業にアプローチをすることも、もちろんその逆も可能です。その利用規模に関しても決して小さくなく、例えば、今回の登壇の中でも触れていますが、KARTEは秒間65,000イベントをリアルタイムに処理すると共に、1PB/month にもなる全イベントをBigQueryにStreamingInsertしています。これは、KARTEが基本的に日本でしか展開していない、かつまだまだ成長の余地が大いにあるサービスであることを考えると、GCPの間接的なユーザーを今後大量に獲得するチャンスでもあります。

そういった観点に加えて、KARTEが急成長しているサービスであることからも、PLAIDはGoogle CloudにおけるSaaS Sales Alignment Program(SSAP)に認定されていて、KARTEを国内だけでなく国外にも広げる活動もCo-workしています。

その一つの例として、パートナーセッションでは、山田がプレイドとGoogleとの取り組みについての話をしました。アジアからGCPを使い倒しているひとつの事例としてKARTEが注目されていることを再認識できました。また登壇後は他のパートナーの方々と今後の成長を更にドライブさせるためのディスカッションができ、ミートアップなどのネクストアクションに繋げることができました。

Building What's Next Together: Google Cloud and Technology Partners

まとめ

以上のように、価値観とプロダクトの性質、ビジネス上の双方のメリットから、PLAIDはGoogleと密に連携をして、KARTEとGCPの価値を高めようとしています。その考え方を、Google Cloud Nextというイベントでの我々の動きを通して説明しました。

最後に

また、PLAIDではGCPなどのインフラの特性をフルに生かし、魅力的なプロダクトを作るエンジニアを募集しております。もし興味があれば、こちらからカジュアルに話を聞きに来てください!

Yohei Noda
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Yohei Noda

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