
誰でも5分で作れるLINE BOTを試してみた
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こんにちは。プレイドの@etoです。
プレイドではバックエンド全般から外部API連携までを担当しています。
うちの妻がBot作りたいとか言ってたので、自分で作れるようにサポートしてみました。
妻はエンジニアではありませんのでコード書いたりとか一切なしです。
設定して動作確認するところまでで、簡単につくれるLINE BOTの話になります。
目次
- BOT作りたい
- 事前準備編
- 動作確認編
- その他できそうなこと
- まとめ
BOT作りたい
妻「チャットボット作りたい。作って。」
わし「えっ、自分(の会社)でやればいいじゃん。」
妻「無理。何とかして。」
わし(なんとかしてって言われても・・・)
(注)実話を元にしたフィクションです。
という感じで、妻の機嫌が悪くならないように簡単にBOT作れないか考えていたところ、
登録したけど全く使ってなかったdocomo Developer support
からちょうどいい感じのメールが届きました。
Repl-AIに「LINE連携用シナリオ」のテンプレートが追加されました。(中略)Repl-AIであればLINEを簡単に自動応答させることができます。(後略)
とあるではないですか。
折しもプレイドで LINE Messenger API をやったばかりということもあり、LINEとこれで妻をちょろまかすに LINE BOT 作らせてみればよくないかと思ったわけで、実際にやってもらってみました。
本稿とは一切関係ありませんが、プレイドには有能なBOTがいっぱいあります。
こちらで紹介してありますのでどうぞ。
/making-slack-bot-with-lambda/
事前準備編
まずは Repl-AI に登録します。
アカウント自体はdocomo Developer support(dDs)なのでこっちに登録すればログインできるようになります。
Repl-AI にログインしてクレジットカード情報を登録すれば使えるようになります。
LINEと連携する方法ですが、ドキュメントがあるのでこちらを参考にすれば簡単にできます。
https://repl-ai.jp/#docs/tutorial/line
基本的にはLINEとRepl-AIのアカウントがあればできる感じです。
- LINE BUSINESS CENTER に LINE のアカウントでログインしビジネスアカウントを作成
- LINE@MANAGER のアカウント設定からBot設定に行きAPIを利用する
- 同じようにWebhook送信を利用する
- LINE Developers で必要な情報の確認する
わかりにくいのは LINE 側の設定が LINE@MANAGER と LINE Developers にわかれているあたりでしょうか。
前準備はこれで完了です。
動作確認編
次は Repl-AI でBOTを作ってLINEと連携させます。
1.新規プロジェクト作成
プロジェクト名を入れでプランを選択して保存します。
とりあえずなので Light で問題ありません。
無料期間を過ぎると自動で課金されてしまいますので注意が必要です。
退会しなくてもプロジェクトを削除してしまえば問題ないかと思います。
2. 新規ボット作成
ボットIDとボット名を入れるだけです。
3. 新規シナリオ作成
シナリオIDとシナリオ名を入れて、連携ボットシナリオを選択しましょう。
4. LINE連携
LINE Developers から各種情報を入力
LINE Developers に Repl-AI から発行されるWebhook URL をコピペしましょう。
5. LINE Developers のQRコードからLINEで友達になる
これで動作確認できます。
Repl-AI 単体でもシミュレータから動作確認できたりするので便利です。
連携ボットシナリオ中身は以下のようになってます。
- 「教えて」が含まれる発言に対して「知識Q&Aボット」
- 「ニュース」が含まれている発言に対して「トレンド記事ボット」
- その他は「雑談対話ボット」
LINE上で話しかけて反応を楽しみましょう。
妻「なんかできてる。でも会話成立してなくない?」
わし「何もしてないしそんなもんよ。」
妻「思ってたのと違うんだけど、どうやったらちゃんと作れるの?」
わし(ネタにしかならんかったか・・・)
その他できそうなこと
ここまでは簡単に誰にでもできると思います。
次はシナリオに対応したBOTを作るためにはどうすればいいかですが、ある程度まではRepl-AIで簡単にできそうです。
上の手順の新規シナリオ作成の部分で「LINE連携シナリオ」を選択します。
LINE Messenger API の内 Imagemap を除くAPI の雛形が用意されています。
以下の文字を入力すると対応する応答が用意されていますので、好きにカスタマイズしてみてください。
()内はLINE Message API での呼称です。
- テキスト (Text)
- 画像 (Image)
- 動画 (Video)
- 音楽 (Audio)
- 位置 (Location)
- スタンプ (Sticker)
- ボタン (Template Button)
- 確認 (Template Confirm)
- カルーセル (Template Carousel)
LINE BOT の中身として使用するのであれば結構有力な候補になると思います。
お値段はそれなりですが、サーバーが不要なのとエンジニアでなくても作れそうなのでいいと思います。
こんな感じのが欲しいらしい。
青い東京タワーの写真を表示するの図
最後に
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