PLAID Engineer Blog

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KARTEを提供する株式会社プレイドのエンジニアブログです。プレイドのエンジニアのユニークなパーソナリティを知ってもらうため、エンジニアメンバーたちが各々執筆しています。

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最良の課題を発見する技術

Makoto KataigiMakoto Kataigi

エンジニアチームの mkataigi です。たまには趣向を変えて、エンジニアっぽくないコードの出てこない話を書いてみようかなと思います。以下多分に個人の見解です。

ベンチャーに限らず、あらゆる組織において「最良の結果」を出すことは大事です。「最良の結果」を出せない組織は、一時的には成功したとしても、いずれ「最良の結果」を出した組織に追い抜かれてしまいます。一見着実に進んでるように見えるのに、なぜか競合に差をつけられていく、イノベーションのジレンマというやつですね。

有名な言葉ですが『「最良」の敵は「良」である』と言う言葉があります。人間の時間は有限なので、やったほうがいい(=良)ことをやり続けてしまうと、最大の結果(=最良)を出すための時間がなくなってしまう。つまり、組織が成功し続けるためには、常に「最良の結果」にフォーカスし続けることが必要、ということです。

なお、参考文献は以下になります。

解くべき課題を考える

「最良の結果」を出すためには何をすればよいのでしょう。まず「結果を出す」ためのステップを考えて見ます。

  1. 課題を設定する
  2. 課題を解決する

このうちどちらをより優先する必要があるのでしょうか。

抽象的でわかりにくくなってきたので、例えば大阪で友達と会うという結果を得ることを考えて見ます。この場合それぞれ次のようになります。

  1. 課題設定 大阪へ行く
  2. 解決方法 新幹線で行く

例えば大阪へ新幹線ではなく鈍行列車で行った場合(課題設定は正しく、解決方法が間違い)はどうなるでしょう。この場合は時間はかかるもののいずれ着くし、途中で間違いに気づけば特急に乗り換えするなどリカバリーをすることもできます。逆に、新幹線に適当に乗った場合(課題設定が間違い、解決方法は正しい)はどうなるでしょう。いくらたっても大阪に着くことはないですし、どこにいるかわからずリカバリーすることも難しくなります。つまり課題設定を正しくするほうが重要ということなります。

エンジニア業界でよくある「顧客が本当に必要だったもの」というやつですね。課題設定が正しくないと、結果が出ないどころか、不要なものを作ってしまいメンテナンスコストだけかかるという、マイナスの効果しか得られません。

顧客が本当に必要だったもの
http://www.projectcartoon.com/

最良の課題の条件

では「最良の結果を出すための課題」を発見するにはどうすれば良いのでしょう。見つける方法を考える前に、まず、自分たちがどんなものを探すのかを明確にするために、どんな課題が最良の課題なのはっきりさせましょう。以下の3点がポイントかなと思います。

  • その課題が解決されることで、将来に大きな影響を与える

まず一つ目が、その課題が解決されると将来の展開が大きく変わるもの、になります。その課題が解決されることで別の課題をそもそも解く必要がなくなる課題です。

「運転の自動化」という課題が解決されたら、
「大阪への移動経路を探す」「電車内で寝過ごさないようにする」などの課題が、そもそも課題ですら無くなる
  • その課題は自分だけが解決できる

次がなぜ自分がその課題に取り組むか、の部分です。自分以外の人には解決できないけど自分にだけ解決できる課題というのは、自分が解決しないとずっと課題のまま残り続けるため、より解決する重要度が高い問題となります。組織としてもそれがいわゆる競合優位性に繋がるので重要です。

「大阪へ直行する路線を作ってしまう」ことができれば、
大阪へ行くための方法を探す必要は無くなる

(自分にはできないが、世の中にはできる人がいるかもしれない!)

  • その課題に答える方法がある

そして当たり前ですが、課題の答えを出せる、出す方法を思いつけることが重要です。結果を出すという観点から考えるとアウトプットが無いと無意味です。

「ワープ」する機械を開発できれば大阪へ行くための方法を探す必要はないが、
現代の技術ではできる可能性は非常に薄い

最良の課題を見つける方法

最良の課題をテクニカルに見つける方法を、、、といきたいのですが、課題の定義からもわかる通り、誰にでも同じ方法で見つけられる、というものでは無いようです。とはいえ、それで諦めるのではなく、見つける可能性を高める方法を考えてみたいと思います。

一般的な方法として、最良の課題を探り当てられなくても、「これは良い課題かな?」というところから課題をブラッシュアップして最良に近づけていく思考法を考えてみます。状況によらずに常に成り立つ課題は、将来への影響が大きい可能性が高いと言うことはできそうです。

  • 極端な状態を考える

状況を極端にしてみることで、状況が変わっても変わらない課題の本質が浮かび上がってきます。

毎日大阪にいく場合はどうすればいいか
お金を無限に持っている場合にはどうするか
逆にお金がない場合はどうするか
  • 別の人の視点から考える

複数の人の視点の重ね合わせることで、誰から見ても重要な、課題の本質が浮かび上がってきます。

老人が大阪へいきたい場合はどうすればいいか
外国人ならどうするか
  • 抽象化したり具体化したりする

課題を抽象的にしてみたり、具体的にしてみたりすることで、普遍的な課題の本質が浮かび上がってきます。

抽象的にして別の場所に時間通りに着くにはどうするか
具体的にして大阪に15時に着くにはどうするか

さいごに

以上、最良の課題を見つけるための方法について見てきました。プレイドでも「データによって人の価値を最大化する」ために、日々最良の課題を発見するために奮闘しています。

CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」を運営するプレイドでは、KARTEを使ってこんなアプリケーションが作りたい! KARTE自体の開発に興味がある!というエンジニア(インターンも!)を募集しています。
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