
Google Cloud Day: Digital で「KARTEのMultiCloudアーキテクチャの変遷」と「AI Platform で実現する ML Pipeline」について話してきました
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こんにちは、エンジニアの @tik-son @kargo です。02020/06/09 - 2020/06/11 に行われた Google Cloud Day: Digital に 弊社2名で「Multi Cloud」「ML」というテーマでそれぞれ登壇してきました。
こちらのブログでもその内容を簡単にまとめておきます。
「Google Cloud Day: Digital 基調講演」
カスタマー エンジニア 技術部長の佐藤 聖規さんから、Container Based MultiCloud を実現する手段として、我々がAnthos GKE on AWS を利用し始めたことを
また、Developer Advocate の佐藤 一憲さんからは我々のGCP のML 活用のOverview とKARTE の紹介をして頂きました。
そしてKeyNote で取り上げていただいた2つのトピックについて、それぞれ発表してきました。
「PLAID’s Journey with multi cloud」
こちらは @tik-son よりご紹介致しました。1我々が提供するKARTEは2015年にローンチされ、2016年頃からVm Based MultiCloud になり、現在はContainer Based MultiCloud に取り組んでいるのですが、そのローンチから現在に至るまでのアーキテクチャの変遷をご紹介しました。
Container Based MultiCloud を実現する手段として、2020 /4/23に発表されたAnthos GKE on AWS の利用を開始しており、発表の中でAnthos GKE on AWS を使ってみての話もしております。
発表については YouTube Live でご覧いただけます。2また、SpeakerDeck に資料もアップロードしているので時間が無い方はこちらを流し読みしていただければと思います。
「AI Platform で実現する ML Pipeline」
こちらは @kargo よりご紹介致しました。
私たちが実現するコンセプトは、大量のリアルタイムデータからパターンを発見するMLシステムと人にしかできない思考と発想を継続的に統合するEnd-to-EndのML Platformです。
これを実現するにあたり、以下の3つの課題がありました。
- パイプラインの実行環境の統一
- 学習環境のスケーラビリティ
- 継続的インテグレーション
この課題をそれぞれ
- AI Platform Pipeline
- AI Platform Training
- Github Actions
の導入によって解決しました。
さらに、今後の展望として
- リアルタイム基盤
- カスタマイズ性
- 強化学習基盤
を構築し、ML Platform の拡充を図ってまいります。
全ての詳細は YouTube Live よりご覧頂けます。3同様にこちらも SpeakerDeck に資料をアップロードしているのでお急ぎの方はこちらから是非ご覧ください。
最後に
今回はcovid-19の影響もあり、オンラインでの登壇となりました。4普段と異なる環境であり、初めは少し戸惑いましたが、ふたをあけてみると、5オフラインでの登壇の時よりも効率的に発表に対する時間を使うことが出来たり、6普段よりも多い800名以上の方にリアルタイムにご覧いただいたり、様々なポジティブな点がありました。
そして、オンライン上の顧客体験を向上させるKARTEを提供する我々としても、この現状を前向きに捉え、さらなる価値を今回登壇の機会を頂いたGoogleさんをはじめとする様々なパートナーの方々と共に提供していきたいと強く感じました。
そんな弊社ではスピード感を持って一緒に開発していく仲間は常に募集しているので、興味のある方は弊社採用ページ または Wantedly からお気軽にご連絡ください!