
DeNA、Googleと共同でGCP勉強会を開催しました!
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こんにちは、PLAIDのエンジニアのgamiです。趣味はポッドキャスト配信です。
さて、先日2019/6/10(月)に、縁あってDeNAさん、Google Cloud Japanさんと共同でクローズドなGCP勉強会を開催しました。
PLAIDではリアルタイムユーザー解析サービス「KARTE」の開発や提供に、GCPの各種サービスをヘビーに使っています。今回の勉強会では、同じく様々な事業でGCPを早くから採用してきたDeNAさんと、有意義なディスカッションをすることができました。
この記事では、そんなGCP勉強会の様子をご紹介します。
乾杯から始まる勉強会
クローズドでカジュアルな勉強会ということで、集まっていきなり乾杯をしました。PLAIDの人工芝での開催なので、野外フェス感があります。
司会は、PLAIDのエンジニア採用担当のmattyが務めました。笑顔が渋い。
各社からのLT
次に、PLAID、DeNA、Googleの3社それぞれから、LTがありました。
PLAID
PLAIDからは、CTOの牧野からKARTEの紹介やGCPを使うことで得られるメリットなどについて話しました。
- KARTEでは、BigtableやBigQueryを中心にGCPの導入が進み、最近はDataflow、Cloud Spannerなど使うサービスの種類も増えている
- 扱うデータ量が膨大になっており、BigQueryでのStreaming Insertで1PB/monthほど
- 解析数やデータ量が増えてもコストはそこまで増えていないという点で、GCPの恩恵を受けている
参考記事:
- 大規模解析サービスを支えるGCP活用事例連載一覧:CodeZine(コードジン)
- Plaid's Journey to Global Large-Scale Real-Time Analytics With Google BigQuery (Cloud Next '19) - YouTube
DeNA
DeNAの菅原さんからは、DeNA San FranciscoでGCPに出会ってから、DeNA内でGCPの利用が広がっていった歴史についてお話しいただきました。
- Mobage WestでGoogle App Engine Javaを利用し、Auto Scaleによる安定運用を実現できた
- 2016年頃から、日本のDeNAでもAndAppなどでGCPの利用を本格的に開始
- 現在では様々な事業で GCP は活用されており、『逆転オセロニア』や自社のAI学習基盤などのAI分野でもGCP活用の幅が広がっている
参考記事:
Google Cloud Japan
Google Cloud Japanの白川さんは、以前AWSでも働いていたことがあるとのことで、Amazon(AWS)とGoogle(GCP)を比較するというエッジの効いたトークをしていただきました。
- AWSは2006年にリリースされたS3から、GCPは2008年にリリースされたGAEから始まっている
- Amazonの組織は一般にメンバーがセクションで明確に分かれているが、Googleはチームを超えて色々な人がつながっている
懇親会
LTの後は、セミナースペースでお酒や食事を囲んで技術の話に花を咲かせました。
最後は集合写真!
懇親会の最後は、参加者みんなで集合写真を撮りました。
普段、PLAIDのエンジニア同士で話すときはKARTEのアーキテクチャなどを暗黙の前提にしていることが多いです。今回は、全く違うサービスやアプリケーションを開発しているDeNAのエンジニアのみなさんと話すことで、かなり刺激を得ることができました。
このような技術交流の機会を定期的に持つことで、凝り固まった頭をほぐすことができてとても良いと思うので、ぜひまた開催したいです!
以上、GCP勉強会のイベントレポートでした。
なお、DeNAさん側でもこちらのイベントのレポートが公開されていました。あわせてご覧ください!
DeNA x PLAID x Google Cloud 交流会を実施しました! - Technology of DeNA
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